飲料の酸化対策を「中身側」から考える

「香りの立ち下がりが早い」
「色がくすむ」
「味が平坦になる」

酸化は飲料の種類を問わず起きやすく、しかも製品価値を目に見えない形で落としていきます。容器や充填条件の見直しはもちろん重要ですが、「中身側で酸化の進み方を変える」という選択肢があります。本稿では、飲料の酸化対策として『BREW SHIELD』をご紹介します。

BREW SHIELD とは
BREW SHIELDは、オーク由来の抗酸化成分を抽出した食品素材で、飲料の香り・味・色の劣化につながる酸化を抑えるために設計されています。もともとは香りの繊細さが品質に直結しやすいビールの世界で「酸化による劣化を抑える」目的で開発された素材です。その設計思想は、酸化が課題になりやすい飲料全般にそのまま展開できます。働き方はシンプルで、酸化の過程で生じるラジカルなどの反応性の高い成分を捕捉し、酸化の連鎖反応を起こりにくくします。これにより香気成分や色素が変化するスピードを緩やかにします。なお、市場や用途によっては “WINE SHIELD” という別称でも展開されており、酸化の影響が品質に直結しやすいワイン領域でも同じコンセプトで扱われています。


開発者の方へ
まずは貴社の飲料が「酸化の影響を受けやすい条件」に当てはまるか確認してみてください。当てはまるものが多いほど試す価値が出てきます。
1)香りの変化が品質課題になっている(果汁、紅茶、RTD コーヒー)
2)色がくすむ、褐変するなどが課題になっている(果汁、緑茶、発酵飲料)
3)常温流通や温度変動を前提にしている(常温品、EC配送、ケース販売)
4)開栓後に数日かけて消費される(1L以上、希釈タイプ、濃縮タイプ)
5)脱気や窒素置換をしても狙った品質保持期間に届かない(改善が頭打ち)

いかがでしょうか。BREW SHIELD は飲料の酸化が品質課題になっている場面で「中身側から」検討できるソリューションです。ご興味をお持ちいただけましたら、お気軽に【お問合わせ】ください。